小学生の息子にせがまれて鑑賞。上映前にパイレーツオブカリビアンの新作の３Ｄ予告編があったが、違和感ありまくりの画づくりで、期待感ゼロで本作の鑑賞タイムに突入。意外や意外、自然な画づくりでいつのまにか３Ｄを忘れて映画の世界に没入。冒頭、息子（ギャレット・ヘドランド）の素子ダイブに苦笑。ネットは広大だけどつながっているからネットの世間も狭いのね。。。さて、続くシーン。父親の仕事場だったゲーセンに流れる音楽は、ジャーニーのセパレートウェイズ。これが父子の関係で流れるなんともベタなひねり。そして次の挿入歌ユーリーズミックスのスイートドリームスが流れる中、トロンの世界に入っていく。う〜ん、俺、どまん中の世代じゃないか。泣けてきた。TRONのコマンドはUNIXだし（だからUSERなんですね）。ストーリーとかぺらっぺらなのに愛すべき小品に仕上がってるトロンマジックは健在で嬉しい。子供はカリフォルニア工科大に行かせよう（でも中退はしないでね）。

（2011.01.02 ユナイテッドシネマ浦和にて）