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[コメント] X-MEN:フューチャー&パスト(2014/米)

ブライアン・シンガー、堂々の「X-menは俺の映画」宣言。
ロープブレーク

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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シリーズ第一作と第二作の監督であったブライアン・シンガーが、ウルヴァリンシリーズを含むと7作目の本作で監督に復帰したわけですが、その間に展開されてしまったファーストの世界観(past)を時間遡航という荒技で強引にひとまとめに回収してしまった本作、未来に向かっての「X-menは俺の映画」宣言(future)と受け止めました。

正直、第一作と第二作に比べれば荒さの残る映画でしたが(★3相当)、強引にまとめた俺様宣言なのですから、ブライアン・シンガーのX-menが帰ってきただけで私は満足です(★1つおまけ)。そしてファーストの新キャスト陣もファミリーにしてしまった本作の次回作が非常に楽しみです。

ただ、アメリカ、ロシア、中国、フランスなど次々と舞台が展開する中で、日本はなし。日本人俳優もなし。これはちょっと寂しかった。前作SAMURAIで日本を大きくフィーチャーしちゃったからバランスを取ったのか?それともブライアン・シンガーにとってもSAMURAIは黒歴史だったのか?まさか今回資本を入れた中国様のご意向ってことだとちょっと寂しい。もしそうなら日本のファンドもどかっと資本入れて欲しいな。

それにしても、老エグゼビアと老マグニート−が登場すると映画がぐっと締まりますね。

(都内TOHOシネマズにて2D字幕版鑑賞)

(評価:★4)

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