忘れもしない、中学３年の春。 初めてのデートで映画を観に行くことになった私と彼氏。

当時、アーノルド・シュワルツェネッガーはもちろん、ジェイムズ・キャメロンの名前すら知らずに、たまたまフラッと映画館に入って、上映されていたのがこの作品だった。

スリリングな内容、音楽、緊迫感のある画面、キャスティング・・・全ての面で素晴らしかった。 私は隣に座っている彼氏の事をすっかり無視して、この映画に引き込まれた。

そして、あの俳優（言うまでもなくシュワルツェネッガー）は、私を虜にした。

それから十数年の歳月が流れたが、私はいまだに彼の虜になったままだ。これ以降のシュワ映画には多少の衰えを感じるものの、この作品が私を彼から引き離さない。これ１本でゴハン３杯は食べられる私。（意味不明）

一緒に行った彼氏は、観終った後、「あのターミネーター役の人、気持ち悪い・・・。」とほざきあがった。私が彼氏と破局を向かえたのは言うまでもない。

でも、私がこの映画に出会えたこと、この映画を劇場で観られたことは幸せな事だった。だからある意味、あなたには感謝してるのよ、Ｔ先輩♪