この「デス・プルーフ」って映画は、タランティーノ度が量れる映画なんじゃないかと思うんです。

たとえば……みんな書いているけど、映画の前半部分で「なんじゃこりゃ」と見るのを止めたならば、

その人はタランティーノ度が低いという事であり、映画がわからない人という訳ではないと思うんです。

逆に。

前半の、タラタラした会話シーンを「オンナの子同士でこんな事話すか？」的なツッコミを入れながらも、

それを「ま〜たタランティーノが、こんなコト役者にタラタラ言わせてらー」なんて笑って見られたならば…

その人のタランティーノ度は、かんなり高いと言えると思ったりするのでアリマス。

だから。

何が言いたいかというと。

これは「タランティーノ度が量れる」映画なんぢゃないかと。

なんて。

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それでもって、タランティーノ監督は、自分の映画を愛しているんだと思います。

だから、「KILL BILL」に出てきた親子の警官も出てきたんだろうし（出てきた時、思わず笑いました！）

着信音もなんだか聞いたコトあるメロディだと思ったら、これまた「KILL BILL」で使われてたメロディで！

「違う作品にひとつのキャラクターが出る」　スター・システムみたいなものを採用しているのは

自分の作品やキャラクターが好きで、それで遊んじゃおうという遊び心が感じ取れるようで私はスキです。

タランティーノ・マニアとまではいかないけれど、多少はタランティーノ監督の映画が好きで見ている

私にとっても、ちょっとしたマニア心をくすぐられるのは、快感だったりもするんです。

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タランティーノの映画については映画オタクが、感想から元ネタ探しまで

語りまくられる事が一種の風物詩と化していますなぁ。

それはタランティーノ監督のセンスが良すぎるから、って言われていますよね。

あの、回し蹴り、、かかと落としのラストは、、、

もう、センス良すぎっていうか笑いました！爆笑で胸がスッとしました。

なんだかんだ言って、私は言うぞ。

タランティーノ的な世界が好きだナァと。

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最後に、もうひとつ。

この映画を見た後に、サウンドトラックを買うか否か…

そんな所でも、「その人のタランティーノ度が量れるんじゃないか」と思ったりしちゃうのでありマス。