[コメント] ニューヨーク1997(1981/米)
犯罪率400%の街、NY(どんな数値?)!NYの大悪党デュークの愛車に注目!またしても効果抜群なカーペンター式小道具にやられた〜!
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「しかたなく」大統領を助けに行くハメになったアウトロー、スネーク。
犯罪400%なる都市と化したNYでも、「あの!スネークか!?」で全て顔パス。
元特殊部隊に所属、その後、終身刑の身となるあたり、
大物感を醸し出しているが、どれだけスンゴイ人なのかは全て謎。
でも、それで良い。良いったら良い。
カーペンター映画に出てくるコンピューターは「コンピューター」ではなく
「こんぴゅーたー」な気がする。
(ダークスターにも言えると思うのだが、そことなく人間臭いのだ。)
もちろんカーペンター式こんぴゅーたーに限った事ではない。
NYの大悪党デュークの愛車は暴走族も、どビックリのシャンデリアが2台
ボンネットに飾り付けられている。
デュークがどれほどの悪党かは別として、その車のエンジン音を
聞いただけで、そのシャンデリアの光が見えただけで
「デュークが来た!」と皆に知らしめるあたりは、
映画を見ている観客にとっては、「デュークってスゲーんだなー」と
無理やりにでも感じさせてしまう勢いがある。
でも、それで良い。良いったら良い。
無理やりにでも観客に「スゲー」と思わせてナンボ、のカーペンター映画。
そういう目で、私はこの監督作品をとっても楽しんでいる。
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