[コメント] ブリジット・ジョーンズの日記(2001/米)
私は、すべてが、ブリジッド・ジョーンズの妄想だ!という暴論に傾きつつあります。
だって、ブリジッドの相手二人は、片やイギリスの恋人ヒュー・グラント、こなた19世紀ミスター・ロマンチックことミスタ・ダーシーコリン・ファースなんですぞ。イギリス500万女性の妄想の暴走の結果としか思えないじゃないですか。
原作では、テレビレポーターになったブリジッドが、現実の俳優としてのコリン・ファースにインタビューを試みようとする、という楽屋落ちのようなエピソードも出てるし。
まあ、だからこそ、老いも若きも、女ならブリジッドに感情移入しちゃうんだとは思うのだが。
でもいわゆる「恋愛映画」にしなくてもよかったのに、とは思っちゃいました。そんなに「恋愛」に比重をかけなくても、友達も(いい友達!)家族も仕事もダイエットも、ブリジッドの人生なのに。「恋愛」って勝ち負けはっきりつきすぎちゃうから、ハッピー・エンドになりすぎてしまうのである。 ほんとのブリジッドの人生はまだまだ続くのだ、すべての女性の人生も続くように・・・ってすべての女性の人生をブリジッドにかぶせたあたりで、すでに、映画に負けてる私なのである。(勝ち負けなのかあ?)
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