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よだかさんのコメント: 点数順

★5ゴッドファーザーPARTII(1974/米)物語の構造的な美や表層的な激しさは前作に譲るが、深い人間性を描いて本作が勝る。 [review][投票(11)]
★5シティ・オブ・ゴッド(2002/ブラジル=仏=米)社会的現実を見て取るかどうか別にして、視覚・聴覚を圧倒的に刺激しアップテンポのまま突きぬける様はまず純粋にクライムムービーとして完成度が高い。ブラジルが見せる華やかで高精度な技巧はサッカーだけにとどまらない事をこの映画は証明する。 [review][投票(9)]
★5ゴッドファーザー(1972/米)完璧な冒頭と結末。 [review][投票(8)]
★5スパイダーマン(2002/米)男のコは、変身願望を持っている。 [review][投票(7)]
★5フラガール(2006/日)甘みのない女のロマンが凝縮されている傑作。 [review][投票(6)]
★5血と骨(2004/日)冒頭、済洲島から海を渡り、君が代丸から新天地大阪を一望する若き金俊平の姿は『ゴッドファーザー PART II』でシチリア島からアメリカへやってきたときのイタリア移民の姿とダブる。 [review][投票(5)]
★5マグノリア(1999/米)夜が明ける少し前、空を厚く覆っていた雨雲がまたたく間に消えて、諦めかけていた流星雨をただひとり田園の真ん中で目にした時の言い知れぬ感動を思い起こした。 [review][投票(4)]
★5ハッシュ!(2001/日)相当たしかな人間観察をしていないとこんな地に足のついた人間ドラマは撮れないだろう。序盤に出てくる「人間なんて、所詮ぬるぬるですよ。ふっ」って台詞が好き。あれ、後半の展開を観てから振り返ると意味にすごく広がりが出てくる。[投票(4)]
★5ゴーストワールド(2000/米)心理描写が巧みで、どんどん惹きこまれていく。強い孤独感と万能感という分裂気味の自我にもがいていた若き日の自分を思いだした。年を経ても、いまだにそういった部分を多少引きずって生きているせいか、「苦い共感」を得るに十分の映画だった。[投票(4)]
★5ロッキー・ザ・ファイナル(2006/米)最高だった。もう一度言う。最高だった。いや何度でも言う最高だった! [review][投票(3)]
★5太陽に灼かれて(1994/仏=露)少女ナージャの視線が、おとなたちの関係をつむぐ道しるべとなる描写の巧みさにうなる。牧歌的な風景からのまさに現実の底がぬけるかのような暗転と、愛くるしいナージャの笑顔との対比はあまりに鮮烈。[投票(3)]
★5悪い男(2001/韓国)愛するということと憎むということは、関係を欲望するという点で等価だ。そしてその手段が暴力という回路しか持てなかったらどうなるのか。キム・ギドクは挑発する。いたわりが暴力に、罵りが愛ということもある。先鋭的ではあるが、遠い世界の話でもない。[投票(3)]
★5八月のクリスマス(1998/韓国)微笑み、窓からの風景、腕を組む仕草、スクーターの音。そして静寂。言葉で語らずとも伝わってくる想いの数々に心がふるえた。そばでそっとふたりを見守っているような温かみのある撮り方が印象的。[投票(3)]
★5初恋のきた道(2000/中国)泣いた。四季折々の美しい村の風景をみごとな構図のなかに収め、バックには心を震わす叙情的な音楽が流れる。そこに健気で一途なチャン ・ツィイーとくれば、もうどうしようもない。[投票(3)]
★5下妻物語(2004/日)ロリータとヤンキーとジャスコと牛の芸術的融合。ビバ!田舎ルネッサンス。[投票(2)]
★5恋はデジャ・ブ(1993/米)軽やかなタッチながら、絶望の底から生まれる希望というものを絶妙の展開でつないで描いている。日常をクリエイトするすばらしさと、生きる意欲そのものを呼び覚ます笑いと涙の感動傑作。[投票(2)]
★5ラン・ローラ・ラン(1998/独)心躍るとはまさにこの事。プロモーションビデオのような斬新な映像と展開を、長編映画としてきちんとまとめたテクニカルな部分をベースに、虚飾のない生の感情や人生の道程を一瞬垣間見せる人間臭さをちゃんと盛り込んで、躍動感溢れる快作に仕上げている。[投票(2)]
★5ムーラン・ルージュ(2001/豪=米)映画館のスクリーンで、そして映画館の音響でこの作品を鑑賞できたことを神に感謝します。[投票(2)]
★5おおかみこどもの雨と雪(2012/日)終始はらはらうるうるしながら見入っていた。[投票(1)]
★5クイール(2003/日)オーソドックスで、ほどよく抑制のきいた控えめな演出がかえってクイールの一生を印象深いものにしている。老若男女、犬好きはもちろんのこと猫派にもオススメできる「最高の普通」とよぶにふさわしい映画。[投票(1)]