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煽尼采さんのお気に入りコメント(1/41)

ブルークリスマス(1978/日)★3 「怪奇大作戦」の神回「青い血の女」のモチーフに、「ウルトラセブン」に時折匂うペシミズム。細かいカットを積み重ねる演出は眼福。 [review] (ペンクロフ)[投票(3)]
ブルークリスマス(1978/日)★3 仲代を駒にした前半の謎追いが長すぎる。場面展開はおそろしく速いのだが、それでも冗長。むしろ勝野と竹下の馴れ初めをもっと描き込んでくれた方が、なおのことラストが際立った。 [review] (緑雨)[投票(2)]
ブルークリスマス(1978/日)★2 着想のユニークさと展開の巧さは、さすが当時の視聴率王倉本聰岡本喜八の演出も別段破綻なく、むしろ手堅いぐらいだが、全然面白くない。理由は、私の血の色は赤であり、その限りに置いて、私はいつまでたっても傍観者でいられるからだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
ブルークリスマス(1978/日)★4 中2コースかなんかのこの作品の記事で「『未知との遭遇』なんて子供っぽいわ」と、憧れの竹下景子さんに自分の好きな作品をそう言われてショックだったのを思い出す。 [review] (おーい粗茶)[投票(4)]
海底軍艦(1963/日)★3 過去の悪しき日本を未来の良き日本が打倒する、葛藤の映画 [review] (ペンクロフ)[投票(1)]
ノック 終末の訪問者(2023/米)★4 終わった時にスリラーを飛び越して「良いものを観ていたのだ」と気が付いて驚いた。原作が良いのかもしれないが、強迫観念的に物語を説明しひっくり返しにくるシャマランも、寓意の余白を残して冷静に踏ん張ったと思う。抑制の利いたバウティスタさんにも加点。 [review] (DSCH)[投票(4)]
さがす(2022/日)★4 娘がようやく探しだしたものとは何を指すのか? [review] (おーい粗茶)[投票(4)]
ドライブ・マイ・カー(2021/日)★4 好きじゃないテイストの作品。だけど良かったと感じさせる作品。 [review] (deenity)[投票(4)]
ドライブ・マイ・カー(2021/日)★4 感情によって人の行動と言葉が規定され、その言葉と行動によって人の感情が縛られる。ならば「感情」と「行動」と「言葉」を解体することで、妻との距離を見失った家福(西島秀俊)と、自分の存在を消去したみさき(三浦透子)の再生を物語たる、という試み。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
ドライブ・マイ・カー(2021/日)★5 役を降りること、役を引き受けることについて。 [review] (おーい粗茶)[投票(4)]
竜とそばかすの姫(2021/日)★3 仮想空間と現実の狭間を描く細田監督の色眼鏡は相変わらず曇った儘。☆3.6点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(3)]
竜とそばかすの姫(2021/日)★2 「U」と「竜」が聞き分けづらい [review] (ペンクロフ)[投票(3)]
ときめきに死す(1984/日)★4 釣り、パチンコ、クッキング、ケンカ、セックス。独居中年の生活描写が、それ自体を見世物としながらも沢田の悲劇性を社会化する媒体となるように、筋の経済性が話を下品にしない。 [review] (disjunctive)[投票(3)]
ときめきに死す(1984/日)★4 脚本は粗もあるけれど"雰囲気"を感覚的に上手に描いていたので評価。80年代を知っている人にはこの作品の空気やアングルは懐かしいはず。パソコンや新興宗教など時代の先を見据えたテーマにちょっと驚いた。ジュリーより杉浦樋口のオーラ全快。 [review] (TOBBY)[投票(4)]
ダンケルク(2017/英=米=仏)★3 IMAX版で鑑賞。上下の画角の広さもいいが、とにかく音がすごい。最初から最後までハンス・ジマーによる不穏な音楽が流れ、効果音が文字通り劇場を震わせる。少なくともそこだけは体験する価値はある。 [review] (MSRkb)[投票(3)]
ダンケルク(2017/英=米=仏)★3 奮発してIMAXで見た。それなりに楽しく昂奮して見たし、充分見る価値のある映画だと思いますが、やっぱり不満も残る出来でした。まず、効果音の衝撃は良いですが、鳴りっぱなしのBGMの重低音がうるさ過ぎる。私の場合は、もう当分IMAXで映画を見たくない、と思ってしまったぐらい。 [review] (ゑぎ)[投票(11)]
ダンケルク(2017/英=米=仏)★2 物語を徹底的に排除して「事象」だけで逃避を活劇化するのは、ある種の映画的王道だと理解はするが、単調さを回避する保険として長・中・短の時間軸が有効に機能しておらず狂騒はアトラクション映像の域内。唐突なヒロイズムの誇示も自画自賛にみえてむなしい。 (ぽんしゅう)[投票(7)]
ダンケルク(2017/英=米=仏)★3 機体や船体に固定された画面の中で水平線=水平軸が動転するが、それは世界の中の視点ならぬ視点の中の世界という閉塞をこそ帰結する。科白の抑制とCGの排除が現実の現実感を画面にもたらすにせよ、決定的に「物を語る」ところの画面はついぞあらわれえず。ラストのランディング、懸命に手動する動作こそは、かろうじて「人間」の、「物語」の動作。かけがえのない「映画」の動作。 ()[投票(4)]
散歩する侵略者(2017/日)★2 黒沢清は何の概念を無くしたんだろう? [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
散歩する侵略者(2017/日)★4 安部公房的な不条理劇に行かなくて良かった。長澤まさみが素晴らしい。 [review] (おーい粗茶)[投票(6)]