[コメント] レイチェルの結婚(2008/米)
破滅の予感で脅え楽しませるような依存症映画の王道をゆく構成しても、劇中人物の人種構成のイヤらしさにしても、事物を作り事に見せてしまうような客観性や冷静さがアン・ハサウェイを突き放すように作用している。
最後のレイチェル視点への転換が訴えてくる感動は、アンに対する同情のなさの裏返しのように見える。
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