[コメント] 犬ヶ島(2018/米)
動物の人権問題を突き詰めると愛玩化の否定になりかねないところを、そこはあえて逆行して、自らの本分を発見して受容するという価値剥奪の精神状態にむしろ高揚を求めようとする。
この手の話題にこの手の舞台が援用されては日本語話者にはつらい話になってしまうが、理念が空中分解するような不安は社会批評のつらさを緩和している。
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