コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] コップランド(1997/米)

3:10のベールさんは虚弱児風だったから気が気でなく、ラッセルへの憎しみも青天井なのだが、スタローンは頑丈すぎて、ハーヴェイの身の上を心配する余裕すら出てくるから、猛暑の夜にやさしい話ではある。つまり緩急のさじ加減がスタローンの肉体に阻まれる。
disjunctive

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







聴力を奪うことで、一種の動物ものの身振りをスタローンに与えていて、デ・ニーロに諫められるまで警戒を解かない件まで来ると、意地らしさはようやく肉体を越えたと思う。ゼロ年代のスタローン確変は実のところ確変ではなかったのだ。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。