[コメント] ションベン・ライダー(1983/日)
おそらく映像の文法と脚本にズレがある。台詞と挙措の長さがリンクしない。会話が終わっても挙措が完了せず無意味な間が出来かねない。間を持たせるために、つまり台詞と身振りを逢着させるべく、役者はキートン的スタントに没入する。
それがイヤらしくならないのは、今から見れば子役の酷使が児童相談所案件だからだ。演出家のエゴイズムの迫力に圧されたのである。
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