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disjunctiveさんのお気に入りコメント(15/39)

惑星大戦争 THE WAR IN SPACE(1977/日)★4 浅野ゆう子のエロさに終始微笑み。ワケわからん終わり方も印象さわやか。当時の人々の評価が是非知りたい作品。21世紀に観ればこそ、の、この点数。 ()[投票(3)]
劇場版 テレクラキャノンボール2013(2014/日)★3 職業的使命を逆手にとって軽やかに常識から飛翔し、SEXで遊ぶAV監督たちのオープンマインドと、お決まりのように素人女が抱え込んいる「心のいわく」など無視して、作品から深刻さを排除する男目線の徹底ぶりに、爽快さとともに怖さを感じないわけではない。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
キングダム 見えざる敵(2007/米)★3 ラストで、これは耳打ちの映画だったのだ、という種明かしをする。「復讐の連鎖」という因果。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
ヘイトフル・エイト(2015/米)★5 歴史の無いアメリカでこんな時代劇ができるのに、歴史ある日本でこういう映画をいま作るのは無理だろうなって思ってしまう。 [review] (ロープブレーク)[投票(2)]
ヌードの夜(1993/日)★5 名美()を取り巻く物語に介在せざるを得ない村木(竹中)のスタンスが濃厚な背景描写も相俟り完璧な説得力だ。間断しない緊張感と正真正銘のハードさ。雨・闇・光彩・影など佐々木原の仕掛けも豊富で且つ濡れている。石井のピーク。 (けにろん)[投票(3)]
金環蝕(1975/日)★3 押し捲る薩夫節が冴え多彩な演者を縦横に使い切る闊達さだが、利権を巡る鬩ぎ合いが端から勝負見えてる感があり、入札操作に尺を費やしダレる。後半、主線上に登壇する重吉は四つに組む前にはたき込まれる。負け戦なりの描き方があったと思うのだ。 (けにろん)[投票(1)]
ジョーカー(2019/米)★3 社会との関係の中で悪は形成されるとすれば彼は断ち切られたところで足掻いてるだけだし、根源悪だったとすれば描かれた被虐は何だとなる。抑圧が弾け沸騰するゴッサムでの少年ブルースと対峙といった大構えなクロニクル味が取ってつけた風になりつまらない。 (けにろん)[投票(8)]
野獣刑事(1982/日)★2 物語のベクトルが拡散しまくり、何に加担して物語を追えばいいのか判然としない。そういう中でムーディに自己模倣を繰り返す工藤演出が完全にルーティーン化し浮き上がって食傷の極みである。いい題材だけに、もう少し本篇らしい気合いを見せて欲しかった。 (けにろん)[投票(2)]
リトル・ランボーズ(2007/英=仏)★3 各作中人物の顔面選択がぴったり嵌っていない。ゆえに表情はどうしても説明的な様相を帯びざるをえず、映画のエモーションに曇りが与えられてしまう。云い換えれば、キャラクタが演出家の駒に留まって、好き勝手に生きていない。子供らの頑張りは肯定したいが、子役の人材に関してはこれが英国の限界か。 [review] (3819695)[投票(3)]
天気の子(2019/日)★3 新海先生はいつも新しいプレイを我々に教えてくれる [review] (ペンクロフ)[投票(14)]
探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013/日)★3 ☆3.5点。前作に引き続いての堂々のウェルメイドっぷりで好ましい。素晴らしい傑作とかではなく、ぶっちゃけべったベタにベタな「よくある話」の私立探偵ものなのだけど、これくらいがちょうど良い湯加減で、いい気分で劇場を後にする感じのアレ。 [review] (MSRkb)[投票(3)]
異人たちとの夏(1988/日)★4 秋吉久美子が妖艶すぎてちょっと、と思うのは、色っぽくない母ちゃんを持つもののひがみだろうか。 (はしぼそがらす)[投票(4)]
南極料理人(2009/日)★3 美談的な解釈も頷くところではあるが、芹沢明子のカメラのせいで、ユルい噺に見せかけた怪奇映画に見えてしまう。投げ出された唐揚げやバターを貪るオッさんの件はチャップリンが靴紐を啜るのと同質の食欲のグロテスクがある。少なくとも期待してしまうし、見え方もそうなのだが、語り手にはその気はない(気づいていない)ように見える。 [review] (DSCH)[投票(3)]
アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015/英=南アフリカ)★3 武器を降してでも少女を搬送する武装勢力のニュートラルな描写に反し1人の少女を巡る世界観に矮小化された現状認識は余りに能天気。米サイドの2人のメッセージこそ問答無用に正しい。作り手は解っていて商業主義に妥協した。そんな有象無象の映画群の1本。 (けにろん)[投票(3)]
マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016/米)★4 あざとさのない時制錯綜と語らずに語るの技法が効いて心憎いばかりの脚本。一生救われない無限地獄であっても人との係りは切ることが出来ないし、そうやって生きていかざるを得ないのだと真摯に語っている。元妻との邂逅シーンは遣る瀬無さで身悶えしそうだ。 (けにろん)[投票(7)]
探偵はBARにいる(2011/日)★3 昔はこういう安っぽくて面白い、男の夢みたいなベタな映画が普通にゴロゴロあったような気がする。大泉洋は「どうでしょう」贔屓を抜きにしても好演。体が動くうちに続篇バンバン撮るべし。 (ペンクロフ)[投票(2)]
探偵はBARにいる(2011/日)★3 ハードボイルドの約束を外さず安心して観ていられる出来の良いテレビ映画の感。大泉は期待どおり大泉であり、小雪も何の破綻も突出もなくいつもの小雪。松田、西田、松重、石橋もまたしかり。高嶋政伸安藤玉恵的非常識こそが映画の魅力だと思うのだが。 (ぽんしゅう)[投票(6)]
ブラック・ブレッド(2010/スペイン=仏)★4パンズ・ラビリンス』と通底するスペイン内戦下の非情。大人への幻滅は怨嗟に立ち代り少女は言う。村に火をつけて遠くへ逃げようと。少年はそれを拒み、しかし、緩やかに両親を棄てるのだ。哀しみを超えた果ての救われないまでの全否定。その孤絶の峻厳。 (けにろん)[投票(1)]
スリー・ビルボード(2017/米=英)★4 世界には不条理と怒りが溢れている。その己の中の「怒り」を、ないことにするでもなく、捻じ曲げるでもなく、忘却するでもなく、あるがままに、飲み込み、「付き合っていく」。どんなに苦しく滑稽なあがきでも、望んだ結果を得られなくとも、そう生きていくほかない、ということか。 真摯な達観に至るロックウェルの表情が絶妙。 [review] (DSCH)[投票(6)]
エベレスト 3D(2015/英=米=アイスランド)★3 そこに山があったのは判るが、ヤマはどこにあったんだろう…。 (るぱぱ)[投票(3)]