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disjunctiveさんのお気に入りコメント(9/39)

転々(2007/日)★3 成る程コンセプトはわからんでもない。俺も散歩は嫌いじゃないし追いつめられた男の今生のセンチ旅は解る。が、若者には迎合して欲しくもないし、疑似家庭に涙なんぞ絶対に流して欲しくない。ちゃうやろと思う。ギャグは5本に4本がこっ恥ずかしく笑えない。 (けにろん)[投票(3)]
浪人街(1990/日)★2 素晴らしい脚本だと思うが、それを生かすためには浪人たちも悪徳侍たちも、もっと思い入れたっぷりに描かなければ物語の面白さは出てこない。しかし、最もケレンを嫌うのが黒木和雄監督なのだからどうしようもない。明らかに脚本と監督のミスマッチ。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
魚影の群れ(1983/日)★3 本来単純な構図の世代間の相克劇の筈が、歪な拘りで男と女の劇に執心し、実際映像に凝縮された内実のテンションもそっちが圧倒的なのだ。緒形十朱の邂逅シーンの奇跡的達成と反するクライマックスのマグロ釣りのシーンの緩さが全てを象徴している。 (けにろん)[投票(1)]
その夜の侍(2012/日)★2 平凡の喪失を描くにあたって「平凡」を台詞にしてしまった時点で不吉な予感。案の定、前半の意気込みに比して豪雨の対峙以降ラストカットに至るまでのイメージがあまりにも貧相。平凡をわざとらしく象徴する留守電の平凡さにも辟易。堺、山田、安藤の怪演が台無し。 (ぽんしゅう)[投票(5)]
その夜の侍(2012/日)★3 予断を許されぬ、曰く言い難い偏執味を湛えた夢幻的展開だが、終盤の帰結に決定的に失望した。知れたことを見たいわけじゃない。諦念を経た自己回復は座りは良いが釈然としない。自壊して世界を全否定するしかないんじゃないかね、映画なら。演者は皆高度だ。 (けにろん)[投票(6)]
夜に生きる(2016/米)★3 背骨通らぬ主人公のとっ散らかった物語。2人の親分間を蝙蝠よろしく行ったり来たりのうえ警官の親に手心加えてもらい矜持が無い。ただこの男、人種的偏見だけは一切皆無でKKK団をぶち殺しまくる。そこだけ溜飲が下がる。孤立主義へのベンアフの抗言。 (けにろん)[投票(2)]
劇場版 鬼滅の刃 無限列車編(2020/日)★3 原作未読、過去のアニメ化作品も全て未見の状態で見る。なので、この映画一本(単体)に対する映画ファンとしての私の感想を書きます。(今さら何を、と思われることも多いでしょうが。) [review] (ゑぎ)[投票(4)]
妖怪ハンター ヒルコ(1991/日)★3 塚本的湿度の高さが気色悪い一方そこが全てとも言える及第の和製ドタバタホラーで当時の香港映画のレベルに唯一追随し得ただけでも賞賛に値するが、やっぱ歪な要素が神経を間々逆撫でもする。当時の黒沢スウィートホーム』と併存する異色作。 (けにろん)[投票(2)]
拳銃(コルト)は俺のパスポート(1967/日)★5 全盛期のフランス映画を志向し続けた日活アクションの、たぶん最高の達成。後半に進むにつれて加速度的に面白く、切なくなる。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
不知火檢校(1960/日)★4 主演の勝新太郎の悪いのなんのって。もうここまであくどいと、かえってすっきりする。 [review] (シーチキン)[投票(1)]
不知火檢校(1960/日)★4 面白い!主人公がこれだけ徹底して悪い奴、という映画はちょっと無い。(ま少しはあるんだけど、とりあえず無い、と云っておこう)。そういう意味では、勿論、勝新の役者生命を賭けた一世一代の造型が面白さの源ではあるが、プリプロダクション(企画・脚本段階)の功績も大きい。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
座頭市血笑旅(1964/日)★4 高慢で計算高いお香が母性に目ざめ家族に憧れていくさまを高千穂ひづるが好演。所帯を持つなど叶わぬことを知っている兇状持ち渡世人だからこそ、誰よりも家族に憧れる気持ちの強さを知りつつ揺れ動く市(勝新太郎)。流れ者たちの悲哀に溢れた秀作。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019/米)★4 なんだこの爽やかな肯定感は。良い意味でアレン映画じゃないみたいだ。男と女を描いて相かわらずの“からかい”はあってもかつての皮肉や毒がない。そもそも古今東西、80歳過ぎの爺さんが20歳そこそこの恋愛模様を撮った例を知らない。ましてこんなに面白いなんて。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019/米)★4 ビング・クロスビーで始まり、コール・ポーターエロール・ガーナーで締められる。また、ティモシー・シャラメによる「Everything Happen to Me」のピアノの弾き語りがとてもいい。全体、シャラメが主人公だが、しかしエル・ファニングの良さが際立った映画だ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019/米)★5 業界人の身内ネタに振り回されハイにテンパる彼女と同じ街で濡れそぼつ雨のなか彷徨する年甲斐もないロマンティシズムの吐露。しかし、それは霰もないミニスカ天国へのスケベ心と同心円だった。本卦帰りの軽妙洒脱が十全でストラーロとの息も漸く合致。 (けにろん)[投票(3)]
スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け(2019/米)★3 中学生のリレー小説みたいなグダグダ同人。これで誰も作品の責任とらねえんだから、つきあわされた我々がバカを見ただけなんだよな。犬に噛まれたと思って早く忘れたい。 (ペンクロフ)[投票(2)]
007 スペクター(2015/米=英)★3 ジュディ・ママの呪縛から解き放たれた前半の躍動は快く映るも… [review] (kiona)[投票(1)]
レヴェナント:蘇えりし者(2015/米)★5 6Kデジタル映像のクリアな美しさによるIMAX映画。 [review] (おーい粗茶)[投票(5)]
ブレードランナー 2049(2017/米=英=カナダ)★5 おまえら所詮は人もどき(skinner)だよ。。ミラクル?人間様の世界じゃ処女受胎を奇跡っていうんだ。 [review] (週一本)[投票(1)]
息子のまなざし(2002/ベルギー=仏)★3 主人公は職業訓練校の木工の教師、オリヴィエ・グルメ。大人が主人公なので、子供と違い、カメラが追いかけ続けても、所作・行動の意外性が若干希薄だ。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]