[コメント] ひまわり(2000/日)
「ひまわり」ってタイトルの意味。ふわふわ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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麻生久美子が、どうして「ひまわり」なんだろうと思いまして。 ひまわりでは、無いでしょ。 真夏の太陽の方を向いて、力強く咲く花ですよ。
しかし、朋美(麻生久美子)はやっぱり「ひまわり」だったのでした。
ひまわりは、真夏の太陽の花。 では、夜のひまわりってどんなの?? これは、どこを向いたらいいか分からない花だ。夜には、迷う花。
朋美は、いつも迷っている。迷って迷って、沢山の男と関わる。まさに、夜のひまわりなんですね。 同級生たちが考える、彼女が海なんかに行った理由も、太陽を見たかったから。だから漁船にも乗ったんじゃないか、だった。夜のひまわりが、太陽を探しに行ったということだろう。
だからこの映画のタイトルは「ひまわり」。
そして、輝明(袴田吉彦)だけは、彼女のことを最初から明るい太陽の下に咲くひまわりだと思っていたのではないか。ほとんど盲目的に。
「きみは まるで ひまわり のようだ」
秘めた初恋。美しい想い出。
だからこの映画のタイトルは「ひまわり」。
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