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[コメント] 二十四の瞳(1954/日)

子役ではなく、子供なのが素晴らしい!
Aさの

高峰秀子なくしてはありえない映画。原節子でも山本富士子でも若尾文子でもなく高峰秀子。『わたしの渡世日記』また読まなきゃ。

1年生の子役たちが本当に可愛い。演技なのか演技でないのか、まさに究極の子役たち。冒頭の「前へ倣え」のシーンで、一番前の女の子には「気を付け」を教えたら二番目の子も「気を付け」をするのなんて、もう、愛おし過ぎる!

映画としてはダラダラしていて時間も長すぎますが、高峰秀子と子役たちに心洗われます。ただの反戦映画で終わらなかったのは何より出演者の魅力からではないでしょうか。唱歌をこれでもかと使った音楽も、映画音楽としては卑怯なのかもしれませんが訴えるものがあります。ただただ良い映画。でもやっぱりダラダラ長い。

(評価:★4)

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