林田乃丞さんのお気に入りコメント(1/34)
イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密(2014/英=米) | review] (Master) | エニグマ解読後の彼らの行動に戦慄する。彼らの立場からすれば当然のことだが、その重さは想像の域を超える。それは戦後も自分の仕事に対して口をつぐまざるを得ないだろう。 [[投票(5)] |
鍵泥棒のメソッド(2012/日) | 広末涼子を観るのは『鉄道員』以来だ。現代版スクリューボール・コメディでは男と女は対立などしない。二人は、ひたすら本当の自分を取り戻そうと不器用に互を観察する「健康な努力家」同士なのだ。 [review] (ぽんしゅう) | 殺し屋と婚活女のキャラクターが絶妙。こんなに魅力的な[投票(7)] |
おおかみこどもの雨と雪(2012/日) | review] (ガリガリ博士) | 高水準な細田演出に支えられた危うさ。一定以上の満足感を得られるだけに尚更。 [[投票(4)] |
おおかみこどもの雨と雪(2012/日) | review] (ペンクロフ) | 作り手の都合でリアリティを露骨に出したり引っ込めたり使い分けられて、登場人物に親身になって寄り添える筈もなく。 [[投票(19)] |
おおかみこどもの雨と雪(2012/日) | review] (れーじ) | 平凡な母の、平凡な子育ての物語。それでいいのだ。堪能できた――と言いたいのだけど。だけど。 [[投票(3)] |
おおかみこどもの雨と雪(2012/日) | review] (ペペロンチーノ) | とてもまっすぐで分かりやすくいい話。まっすぐ分かりやすくいい話すぎて面白くない。 [[投票(6)] |
おおかみこどもの雨と雪(2012/日) | review] (3819695) | それぞれ遍在的な自然物・気象現象を指示対象とする和語の一般名詞「花」「雪」「雨」はむしろ人名としては抽象性が高く、「御伽話のよう」と作中人物に自認される物語にはふさわしい。たとえば、ここで雨と雪を「玉三郎」「房江」とでも名づけ直したならば、物語の情緒は大きく損なわれてしまうだろう。 [[投票(2)] |
ダークナイト ライジング(2012/米=英) | review] (ぽんしゅう) | 合理性を欠いた「悪」こそが真の脅威であり、それへの対峙が、仮面の欺瞞に苦悩するヒロイズムという同時代性を生むのは前作で実証済み。安易に理由付けされ、お決りの因縁話に矮小化された「悪」は、ほどほどの合点を提示するだけで「今」への共感など生まない。 [[投票(11)] |
ダークナイト ライジング(2012/米=英) | review] (ペンクロフ) | お子さまにはよい映画ではないでしょうか [[投票(22)] |
ダークナイト ライジング(2012/米=英) | review] (ツベルクリン) | 面白かったです。「インセプション」や「ダークナイト」レベルとは言いませんけど。だがしかし→ [[投票(3)] |
ダークナイト ライジング(2012/米=英) | けにろん) | 究極悪だか絶対悪だか知らぬが、9・11から10年を経て尚、イスラム景観な地獄穴から来し爆弾テロリズムという底浅ぶりの陳腐。しかも、ヘタレ野郎だったというんじゃ自壊領域の張子の虎。冒頭を筆頭に肉厚なアクション描写には随所で惹かれたのだが。 ([投票(7)] |
苦役列車(2012/日) | ばかのハコ船』なんかを作っていた山下敦弘、最近はオーソドックスな巨匠に納まり始めているのを少々気にはしていたが、本来は市井の冴えないずっこけ人生はお得意のはず、という視線で見た。 [review] (セント) | もともと『[投票(3)] |
苦役列車(2012/日) | review] (ペペロンチーノ) | 「愛すべき、ろくでナシ」という宣伝文句を鵜呑みにするとこの映画の本質を見失う。クソ豚野郎だから物語が成立する。 [[投票(7)] |
苦役列車(2012/日) | いまおかしんじが、原作に付け加えた要素は「希望」への手がかりだ。それを受けた山下敦弘が手堅い演出で、貫太の中をただ過ぎて行く無為な時間に、多角的に「自覚」というクサビを打ち込み、「次へ」という価値を付加することで真摯な娯楽映画になった。 [review] (ぽんしゅう) | 脚本の[投票(10)] |
苦役列車(2012/日) | 森山未來)の「田舎者は本当に、ムヤミと世田谷に住みたがるよな。」という科白から始まる部分だと思うが、 [review] (ゑぎ) | 動物ごっこのような相変わらずワザとはずしたシーンを持ってきたりもするが、本作は随分と安定的な、分りやすい演出だ。堂々とした、と云ってもいい。例えば、最も気合の入った場面は何と云っても居酒屋のシーンで貫多([投票(6)] |
苦役列車(2012/日) | 山下敦弘の最もプロフェッショナルな映画。おそらくそれは向井康介や近藤龍人、あるいは山本浩司や山本剛史といった名をクレジットに見出せないこととも無縁ではないだろう。撮影の充実度は同じく池内義浩がカメラを担当した『リンダ リンダ リンダ』に並ぶ。 [review] (3819695) | 純然たる職業演出家としての達成が窺える、[投票(13)] |
SR サイタマノラッパー(2008/日) | review] (HW) | 「カモン、トムッ!!」 驚嘆すべきラスト。衒いのない迫真。質疑応答など、ともすれば拷問になりそうな長回しを苦しくも笑える場面にする演出は好感触。「道中で聴けって!」といった妙ゼリフ、ポスターに合掌などもよい。(2011.12.29) [[投票(6)] |
カラフル(2010/日) | review] (ペンクロフ) | ウヒヒを知らぬ君へ [[投票(15)] |
インセプション(2010/米) | review] (shiono) | ノーラン監督はやりたいことをしっかり把握し、首尾一貫した作家の論理で強力に物語を紡いでいく。細部にまで配慮が行き届いた力技に文学性は乏しく、やけに理屈っぽい口上が台詞の多くを占めるが、そこがまさに狙いなのだ(追記しました)。 [[投票(8)] |
千と千尋の神隠し(2001/日) | review] (ヤマカン) | 水の記憶、闇のエロス。 [[投票(7)] |