MSRkbさんのコメント: 点数順
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016/米) | スター・ウォーズにほとんど思い入れがなく、伝え聞く評判は賛否半々といったところだったのであまり期待せずに見に行ったが予想外のクリーンヒットで突き刺さり、スタッフロール入った瞬間にしゃくり上げるほど泣いてしまう。隣の席の知らないおっさんも泣いていた。 [review] | [投票(5)] | |
スパイダーマン:スパイダーバース(2018/米) | ほとんど完璧なヒーロー映画であり、まったく見たことのないアニメ映像表現のショーケースであり、スコセッシばりの饒舌かつ滑らかな語り口で物語を紡ぐ技巧派であり、そして「映画的」としか言いようがないエモーションに満ちたシーンがいくつもある、確実に映画史に残る一本。是非劇場で見るべき。 | [投票(2)] | |
ザザンボ(1992/日) | 疑惑の有力者の家へ殴り込みに行くシーンの暴力的な長回しに戦慄したが、何よりも自分にとってこの映画はその上映方法自体が衝撃だった。 [review] | [投票(2)] | |
花とアリス(2004/日) | あらすじだけ知ってて、もっと「少女幻想」ものというか、「ボクたちの好きな少女マンガ」っぽいセンを狙った映画なのかと思ってたらぜんぜん違って、シチュエーションコメディーだった。これはとても愉快な映画だ。 [review] | [投票(2)] | |
シャルロット・フォー・エバー(1987/仏) | 何度見ても退屈でじめっとしていて不健全な映画で、他人にはお勧めできない。しかし個人的には素晴らしく最高な作品。梅雨時、深夜から明け方にかけて、真っ暗にした部屋の中で雨音を聞きながら床に寝そべって見るといい映画です。必ず一人で。できれば二十歳になる前に。 | [投票(2)] | |
猫のように(1988/日) | シスコン! レズビアン! 幼少期のトラウマ! 今で言うなら「それなんてエロゲ?」な話だが、妙に印象に残るシーンがたくさん。文系の童貞大学生が冬の深夜三時頃から見ると良いと思う。 | [投票] | |
母なる証明(2009/韓国) | 「〈母性〉の牢獄」とかいくらでもそれっぽいキーワードで語れそうなのだが、しかしそんな安易なキャッチコピーは口に出した瞬間に陳腐化する。それだけの強度を持つ映画。 [review] | [投票(6)] | |
ランボー 最後の戦場(2008/米=独) | こういう映画を作るから、スタローンは信頼できる男だ。90分とタイトにまとめたところも潔い。 [review] | [投票(6)] | |
アトミック・ブロンド(2017/米) | 例によって事前情報は予告編のみだったので、舞台が89年のベルリンだったのにちょっと意表を突かれた。冷戦がまさに終わる瞬間の話だったのかー。予告編だと派手なスパイアクションっぽいが、実際はル・カレ的エスピオナージュなニュアンスが強かった。 [review] | [投票(5)] | |
ボーダーライン(2015/米) | メキシコ麻薬戦争を題材にしたアクチュアルなアクションスリラー、風に見せかけてどんどん陰鬱な、地獄巡り的な話になっていく。FBIとCIAそれぞれの構成員の組織的倫理あるいは非倫理はリアリズムで描かれるが、しかしそれに反して状況はどんどん悪夢的に、むしろある種の幻想性を帯びて混沌としていくのが面白かった。 | [投票(3)] | |
ランペイジ 巨獣大乱闘(2018/米) | とにかく日本版のポスターがかっこいいので前情報はほとんどそれだけの手ぶら状態で見たが、予想外に面白かったなあ。たいへんクラシカルな建て付けの巨大モンスター映画であり、クライマックスは特撮怪獣映画的でもあった。 [review] | [投票(1)] | |
ベイビー・ドライバー(2017/米) | 物足りない点や瑕疵がないわけではないが、すでにして後年カルトムービーとして称揚される様子が想像できるようなキュートな逸品。2010年代の『ストリート・オブ・ファイヤー』であり『トゥルー・ロマンス』。 | [投票(1)] | |
トリプルX:再起動(2017/米) | 最高のとこしかない映画だな……最初から最後までニコニコしながら見てた。 [review] | [投票(1)] | |
FORMA(2013/日) | 何かが起こっているし、何かが渦巻いている。それはきっと誰でもわかるが、じゃあ何なのかは最後まで読めない。 [review] | [投票(1)] | |
クローズ EXPLODE(2013/日) | 監督・豊田利晃で『クローズZERO』をリブートと聞いたときはナイスセッティング!と思ったが、予想以上に良かった。 傑作と言ってもいいんじゃないだろうか。 [review] | [投票(1)] | |
ただ悪より救いたまえ(2020/韓国) | 予告編では『新しき世界』コンビが野獣のような殺し屋になって激突する……こんなもん面白いに決まってるやんか! という感じだが、実際は予想よりも渋め・暗め・画面の湿度は高いが描写の温度低めのアジアンノワール。 [review] | [投票] | |
21ブリッジ(2019/中国=米) | そこはかとない生真面目さが顔を覗かせるウェルメイドな刑事/クライムアクションで、深夜のTV放映で偶然見たらすごい拾いものに思えるであろうタイプの一作。 [review] | [投票] | |
チャイルド・プレイ(2019/米) | スラッシャー、テクノスリラー、サスペンス、ジュブナイルなどなどバラエティに富んだ要素がぶち込まれ且つあんまりテイストが合わされてなくて語り口にガチャガチャしたとこもあるんだが、楽しい一本に仕上がっている。チャッキー視点で見てると予想外にエモいところがあってちょっと驚くよ。 | [投票] | |
スパイダーマン ホームカミング(2017/米) | とにかくチャーミングで予算規模関係なくこぢんまりとした物語なのが良い。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のときにも思ったが、もう次は映画じゃなくてドラマシリーズで何シーズンかやってもらいたいくらい、脇役にいたるまでのキャラクターが愛おしい、まさに「親愛なる隣人」に相応しい映画化だった。 | [投票] | |
サスペリアPART2(1975/伊) | 十何年ぶりかで再見。超有名なあのネタをすでに知っていても、主人公がそのことに「気付く」シーンのフラッシュバックにはやはり痺れる。 | [投票] |