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MSRkbさんのコメント: 点数順

★3ダーティハリー2(1973/米)いかにもジョン・ミリアス的な物語。ハリーのリバタリアン的正義と若い白バイ警官たちの暴走する正義を対決させるというスリリングな筋立て。なのだがいかんせん演出が間延びしていて傑作になり損ねた感ありなのが惜しい。 [review][投票(2)]
★3賭ケグルイ(2019/日)ドラマのファン向け映画以上のものではないが、若い人たちが頑張って怪演しているのを見るのはやはりほっこりするものがある。 [review][投票(1)]
★3GODZILLA 怪獣惑星(2017/日)怪獣映画というよりもSFアニメとして楽しい感じではある(やっぱ舞台が舞台だけに巨大さの表現が弱い)が、マジメに作ったファイナル・ウォーズ風味はあるかも。 [review][投票(1)]
★3ピエロがお前を嘲笑う(2014/独)公開当時は「どんでん返し」「必ず騙される」的な売り文句を強く押し出していたが、ぶっちゃけそこはたいしたことない。映画の半分以上を占めるハッカーワナビーのボンクラ連中の青春グラフィティ的な部分のほうにこそむしろ魅力がある。 [review][投票(1)]
★3ワールド・ウォーZ(2013/米)多くのゾンビ映画が予算の都合上「籠城戦」というジャンルのお約束を守らざるを得ない中、金の力で「世界各地を転戦する」という動的な物語を(途中まで)展開できたのだけは評価する。WHO研究所のパートは時間配分的に長すぎ。[投票(1)]
★3貞子vs伽椰子(2016/日)そろそろ公開終了のとこもあるんじゃないかという時期に見たが、劇場は若い人たちでほぼ満席。この題材で白石晃士が監督するならこう来るだろうという、ある意味想像通りの展開ではあるが、でも正面きってやられるとやはり面白い。 [review][投票(1)]
★3ラン・オールナイト(2015/米)アクションもサスペンスもわりと想定の範囲内。メインテーマは父と息子の関係だが、リーアム・ニーソンとエド・ハリスの友情と愛憎をもう一つの柱に持ってきつつ、そんなにこってりとは描かない手並みは上品だった。まあ渋い。(2015/05/20鑑賞)[投票(1)]
★3I’M FLASH!(2012/日)☆3.0。藤原竜也演じる人物の虚無感/厭世観が今ひとつうまく描けていない気がするが、間延びした不穏さとでも言うべき「何かありそう」感で最後まで引っ張る。一部時制をずらした語りが最後に綺麗にまとまるのも良し。だが…… [review][投票(1)]
★3魔性の香り(1985/日)池田敏春×石井隆なので、ジャーロ的あるいはサイコサスペンス的で濡れた美意識に彩られた佳品……ではあるのだが、なぜ天地真理なのか……とは誰もが思うであろう迷品でもある。[投票(1)]
★3ドラゴン・タトゥーの女(2011/米=スウェーデン=英=独)職人仕事してるの方のフィンチャー、という感じだったが、でもやはり人物相関図はかなり複雑だった(よく金田一シリーズに例えら れるが、この複雑さは『病院坂の首縊りの家』映画版級じゃないか、いやあそこまでではないか)。そこらへんは吹き替えで見たほうがいいかもしれない。 [review][投票(1)]
★3FOUND ファウンド(2012/カナダ)年の離れた兄は殺人鬼かもしれない……と気づいたいじめられっ子の弟視点で語られる、家族の崩壊の物語。エモくて無慈悲で、ザ・インディー・ゴア・ホラー映画という感じ。 [review][投票]
★3スケア・キャンペーン(2016/豪)心霊ドッキリ番組を作っているスタッフの現場に、超迷惑系ホラーYouTuber(実際に殺す)がカチコミかけてきたからさあ大変。お前らみたいな若い奴らの「本物」撮ってりゃ偉いみたいな態度が気にくわねえ、リアルってナニよ? やったろうじゃん!……というところから始まる、「映画についての映画」の現代風変奏曲。悪くないね。[投票]
★3キングスマン:ファースト・エージェント(2020/英=米)キングスマン』で真面目にやってどうしようってんだ、という気分は拭いがたい。まあプリクウェルだからカラーを変えて、ということなのかな……塹壕戦のシーンは良い感じだけど、全体から浮くこと甚だしい。不思議な映画。[投票]
★3Wake Up, Girls! 七人のアイドル(2014/日)やっぱこれテレビシリーズ放映と同時期に映画でやるという企画はどうなんだろう? 普通にテレビで最初に二話に分けてやるべき物語。 [review][投票]
★3サスペリア(2019/伊=米)リメイクではなくリ・イマジネーション。これはこれで独自の魅力とカルト性を獲得した作品になっていると思うんだけど、鑑賞後の率直な感想としては「監督は『サスペリア』を生真面目に捉えすぎてる」だった。そんなご大層な器になる原作ではないでしょー、という。[投票]
★3犯罪都市(2017/韓国)このタイトル、予告編、ポスターデザイン、マ・ドンソク……ごっつい韓国ノワールを期待して見に行ったら、なんと『あぶない刑事』みたいなイキフンだったのでちょっとびっくり。ただし、バイオレンスは期待通りこってり。[投票]
★3アリータ:バトル・エンジェル(2018/米)話があっち行ったりこっち行ったりで、結果的に2クールくらいのテレビアニメの総集編劇場版みたいなリズムになってる、なんだか奇妙な映画だった。 [review][投票]
★3ザ・ベイ(2012/米)ファウンド・フッテージもののパニックホラーの佳品。バリー・レヴィンソンはベテランらしからぬ若々しい作風をものにしている。ただ、2014年の日本の観客が見るとちょっとアレな点があって……。 [review][投票]
★3ブリムストーン(2016/オランダ=仏=独=ベルギー=スウェーデン=英=米)時制をスライドさせることで、「神父」と「言葉を失った女」の因縁、その理由を大きな謎として話を駆動させていく。だが「重厚」と言うより時として鈍重な語り口で、でありながら細部のバランスが明らかにおかしい部分も多々あり。せめて120分に収めるべきだった。[投票]
★3エイリアン:コヴェナント(2017/米=英)いやー面白いんだけど、これたぶんリドリー・スコットじゃない人が撮ったほうが面白い気がする。違う人だと、『エクソシスト』に対する『エクソシスト2』的な化学変化を起こしそうな気がして。[投票]