MSRkbさんのお気に入りコメント(7/10)
桐島、部活やめるってよ(2012/日) | 桐島、部活やめるってよ』と劇中の映画部が八ミリカメラで撮りつつある『生徒会・オブ・ザ・デッド』の断絶を残酷に暴き立てている。いや、甚だしい差異が横たわっていたとしても、結局のところ同じ「映画」であると見るべきか。 [review] (3819695) | シネスコである。その長方形の長辺と短辺の長さの比は、観客が見つつある『[投票(5)] |
桐島、部活やめるってよ(2012/日) | review] (林田乃丞) | 前半の凝った構成がよくできてて眼福でした。それはそれとて高校時代のこの感じ、本当に…… [[投票(9)] |
桐島、部活やめるってよ(2012/日) | review] (ペンクロフ) | 少年期とは立ち止まれぬ激動の季節 前進せよ 「何者」かに成らんが為 変わりゆく運命の子らよ (漫画「拳奴死闘伝セスタス」より引用) [[投票(11)] |
地獄の門(1980/伊) | けけけ亭) | 凝ったシーンやゾンビの顔は良いが、ラストの「キャー!」は理由がまったく分からない。とは言え、知りたいとも思わない。 ([投票(2)] |
世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011/米) | ブラックホーク』な体感型戦闘シーンを特撮ジャンルに持ち込んでの『スクール・ウォーズ』みたいな先生と生徒のお涙頂戴ドラマは見られぬレベルでもないのだが、問題はこれがジュニア・ヘビー(戦争映画)ではなくヘビー級(宇宙人侵略映画)のリングだということだ。 [review] (kiona) | 『[投票(4)] |
世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011/米) | ブラックホーク』以後の映画内での近代市街戦描写のトレースでしかない。全く退屈で新味の欠片も無い。 (けにろん) | 溜めが無い直截さを美点と思おうとしても、一方で海兵隊の面々を描くに情緒を垂れ流している。ミクロなエリアでのロボット兵じみたエイリアンとの戦いは『[投票(5)] |
アクエリアス(1987/伊) | review] (t3b) | ジャッロとしては圧倒的に面白い舞台設定の時点で勝っているが、それをフィルムに収める能力も非常に高い。 [[投票(1)] |
ヘルタースケルター(2012/日) | 沢尻エリカが真剣に可哀想になる点で、この映画の所期の目的は達成された… ? ★2.9点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |
冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(2009/香港=仏) | review] (煽尼采) | 実に明快な作品。顔を確認するという行為で繋がれる絆と記憶。顔を見合って食卓を囲むこと。この二つの反復が情動をかき立てる。 [[投票(6)] |
冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(2009/香港=仏) | review] (HW) | 食卓と銃撃戦のアーティスト。真に哲学的といえる明晰さが、がらくたを寄せ集めた原っぱの遊戯性を携えて、映画的な情念を完成する快作。(2011.8.22) [[投票(7)] |
冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(2009/香港=仏) | ジョニー・トー自身による言明があるように、今度こそ作家本人にも行き着くところまで行った感覚があるのだろう。しかし、それにしても、あの『エグザイル/絆』さえも超えた作品が易々と繰り出されたことの驚きは大きい。現在、世界最高の銃撃演出家はジョニー・トーである。 [review] (3819695) | 「この路線は一旦終了する」という[投票(4)] |
冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(2009/香港=仏) | ジョニー・トーの描く男達はいつも大体同じだが、そのたびにしびれる。 [review] (イリューダ) | 自分の決めたルールは必ず守る。過ぎたことをぐちぐち悔やんだり、ひとのせいにしたりしない。約束は必ず果たす。そして遊び心を忘れない。[投票(1)] |
カラフル(2010/日) | review] (ペンクロフ) | ウヒヒを知らぬ君へ [[投票(15)] |
CURE/キュア(1997/日) | 黒沢清ほどの才能をもってすれば完璧な映画を撮ることなどそう難しいことではないのかもしれない。『CURE』以降の黒沢は「いかにして完璧ではない映画をつくるか」という努力と試行錯誤を続けているようにも見える。 [review] (3819695) | 完璧な映画ではないか。[投票(4)] |
CURE/キュア(1997/日) | 黒沢清自身によるノベライズは、緻密な心理描写や、暗黒的な哲学性など、実に完璧な作品で(映画に不満な方にもむしろお勧めする)、映画の完璧ささえ霞むのが悩ましいが、映画は、その表層性ゆえに発揮される禍々しさを具現。ノイズの微妙な処理が見事。 [review] (煽尼采) | [投票(4)] |
LOFT ロフト(2005/日) | 黒沢清『LOFT』は「分かりやすく」諭している。 [review] (3819695) | 自律的な瞬間のみで成立したフィルム。「映画」とは人間なんぞが用いうる尺度では到底捉えきれない怪物的な何かであり、人間が「映画」を飼い馴らすことなどできないということを[投票(2)] |
スプライス(2009/カナダ=仏) | review] (煽尼采) | 異なるものの「Splice(結合)」がもたらす、ヒトの在り方を脅かすSpliceな感情。僕らの知っている世界が微妙にずらされることで未知の感情へと導かれる、このスプライスでサプライズな新鮮さはまさに、映画という体験に求めていたものだ。 [[投票(5)] |
スプライス(2009/カナダ=仏) | エイドリアン・ブロディとデルフィーヌ・シャネアックのダンスシーンの倒錯しまくった美しさときたら! [review] (3819695) | 「ダンス」の映画だ。二体のクリーチャが「ジンジャーとフレッド」と名づけられ、ドレンを生み出すことになる女性のDNAが「ダンスの相手」に喩えられた時点で予告されていたことだが、それにしても[投票(5)] |
スプライス(2009/カナダ=仏) | スピーシーズ』と大差もなく、人物造形はC級映画の域。終盤に至り、いよいよ映画全体がちぐはぐに。(2011.9.30) [review] (HW) | 思いがけず笑みを誘う甘美な演出とミュージカルを思わせる軽快なテンポは、「怪作」と呼ぶべき独走っぷり。とはいえ、結果的な大筋だけ見れば『[投票(4)] |
ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う(2010/日) | review] (ぽんしゅう) | 相変わらずの石井隆の導入部の力技に胸高鳴るも、ガラスの靴をはかされた汚れたシンデレラ嬢の純情ぶりに魅力無く、怨嗟の感情の振り幅も類型的で突き抜けず、入れ込む男(竹中直人)の心情が上滑りする。さらに、堕ちてこそ石井のはず。半端な癒しなど見苦しい。 [[投票(4)] |