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[コメント] ディパーテッド(2006/米)

鎮痛剤依存症の作られ方。
代参の男

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







携帯電話が当たり前の時代だからこそ成り立つ映画。つくづく「着信履歴」ってのは怖いと思う。 「再ダイヤルしてもいい?」といわれて慌てた経験の有る方ならおわかりでしょう。

さて、このような状況下で生きていく場合、メンタリティの保持は非常に困難である。というわけで、二人の主人公の間に精神分析女医を配したのは物語として当然。ただ、マット・デイモンは人を欺いてでもタフに生きていくタイプ(こういう奴が確かに早く出世する)のに対し、レオナルド・ディカプリオは徐々に耐えられなくなっていくタイプ(普通の人はたいていこちら)。そりゃ鎮痛剤をがぶがぶ飲みたくなりますわな。

しかし、この女医さんが悲しい。子供はどうするんだろう?

(評価:★4)

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