[コメント] それでも恋するバルセロナ(2008/スペイン=米)
最後まで気づかなかったこと
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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あの男が「ノーカントリー」の冷酷な殺人鬼だとは!
やはりハビエル・バルデムはただ者ではない。あの冷酷な殺人鬼のにおいも感じさせないもの。
けれども良かった。ウディ・アレン作品という事以外は予備知識無しで鑑賞できた。
途中まではスカちゃんの奔放映画か?という感じで進むが、助演女優賞はペネクルちゃんなんですよねぇ。なんか地でやってんじゃないんか?と思うほどの貫禄でした。(スペイン語の台詞がしゃべれた時点でこの人の勝ち)
作品は、『マンハッタン」『アニーホール』の路線とあまり変わらん。特にハッとさせるような物語の起伏も無く、いつもの男女の間の物語である。しかし、この監督、落としどころが妙に現実的である。 ハッピーエンドかバッドエンドか良く分からないところに色を付けてしまう技は、やはり、この監督天才なのかもしれない。
それにしてもバルセロナ、一度は行ってみたい。
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