なぜ、アメリカ人は離婚する カップルが多いのか？

ここには「家族」というものの絆はほとんど描かれていない。あるのは老いと若さ、理性と感情の交錯、本音と建前、冗談か本気か良く分からない会話のオンパレードである。

もともとこの映画は３時間余の尺があったそうだが、縮めてもまだ2時間超である。途中ダレそうな雰囲気もあるが、終わってみればう〜むと考え込む迫力がある。低予算を逆手に開き直った度胸が立派！

BGMや効果音なんぞほとんど無しの世界。あ、それが効果か。

才能に圧倒されるね、この監督。