[コメント] ホルテンさんのはじめての冒険(2007/ノルウェー)
見ているだけで口元がほころぶようなユーモアを交えて、老いや死を描く。ユーモアもただぱっと見が面白いというものではなく、ディティールが作りこまれている。良作。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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まず定年祝いでやっているクイズゲームからして、ユーモアに溢れていて、心を掴まれた。 ちりばめられたユーモアのすべてが面白い。
そのユーモアの中に何気なく老いや死というテーマが入りこんでいる。 重いテーマだが、語り口のおかげでゆったりした気分で見られた。 ラストは解釈に迷うところだが、私は「死が近くとも今すぐ死ぬと決まっているわけではない。残された時間に今まで知らなかった希望はある」という意味だと受け取った。
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