[コメント] 6才のボクが、大人になるまで。(2014/米)
骨子は息子と母の関係性。長いようで短いこの12年は、今後の可能性が開けている子ども視点よりも、母視点で捉えたほうが濃密で当然。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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だからこそ、息子の出発の際に、パトリシア・アークェットが涙を流すシークエンスにはグッと来た。
フワフワした父、同志でもあり先輩でもありメイソンよりは要領が良さそうな姉、飛び道具的にときどき現れる継父的な男たちの存在もバランスが良い。
サブカルチャーを通じて時代が感じられ、アメリカっぽさも随所に散りばめられて(銃、ドラッグ、車、聖書、プロム、etc.)いて、自然とストーリー以外にも感じる部分が多くなることもあってか、長尺でも全く飽きず。
ラストはキレイにまとめ過ぎな気もするが、自然の中での2人の構図、2人が相手を見てほほ笑む様にはゾクっとさせられた。心底羨ましいひと時。
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