[コメント] スター・ウォーズ(1977/米)
エピソード3が公開され、さらに美味しくなったエピソード4.
エピソード1が公開された後、初めてこのエピソード4をビデオで観た。 中学生の頃の話。 正直言って、よくある冒険もの映画にしか感じれらなかった。 CGもショボイし(既にジュラシックパークやターミネーター2が世に出た後だったので)、ストーリーはファミコンのRPG並だし、何よりもヒロインが可愛くない。 個人的にはライトセーバーのシーンが少ないのが不満でもあった(ダースモールのアクションを見せ付けられた後、オビ=ワンのヨボヨボした剣技は退屈でしかなかった)。 当時、なぜこの作品がここまで持ち上げられているのか理解できなかった。
大学時代、ついにエピソード3が公開された。 劇場でエピソード3を観た後、昼ごはんも食べずに家へ帰ってエピソード4を見直した。 改めて鑑賞したエピソード4は、かつてと全く違う作品だった。 ダースベイダーの背中には哀愁が漂い、ルークが画面に現れただけでパドメの姿が重なりグッときた。 そして、オビ=ワンとベイダーのあのゆったりとした決闘シーンこそが、この壮大なサーガのクライマックスであったことにも気が付いた。
私と同年代(マトリックスやファイナルファンタジー7の世代)の友人でエピソード4を面白がる人はあまりいない。 しかし、私は言いたい。 エピソード4は壮大な物語の1ピースでしかない。 6作品ぶっ通して鑑賞してからツベコベ言いやがれ、と私は言いたいのです。
30年前にエピソード4に興奮した方々とは興奮の種類が違うだろうけれど、私もこの作品にはとても興奮してしまいます。
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