[コメント] トランスフォーマー(2007/米)
精緻に描かれたガンダム。映像だけでここまで見せる映画の見本。最近のスピルバーグの作品はストーリーよりも映像重視なのだろうか?それにしても、ここまで作り上げた映像は評価できる。力技の映画といえる。3.5点。
トランスフォーマーを観た。テレビの宣伝のせいか、入場前から行列ができていた。それほど大きくないホールが映画が始まる頃には満員になっていた。まるで試写会のようであった。 公式の宣伝フィルムしか見ないで行ったのだが、見る前から、機械が変身するなんて、ガンダムみたいだなあと思っていたら、まさにガンダムであった。 わたしはガンダム世代ではないのでガンダムの事はよくわからないが、ロボットが戦う姿はまさにガンダムであった。うーむ、あの入場者の行列はガンダム世代の力なのだろうか? とはいえ、映画は面白いものだった。ストーリーはこのようなアメリカ映画にあるように単純なものだった。取り立てて述べるほどの事もないのだが、映像はおそらくCGの極致といってもいいほどの出来だった。ここまでできるようになったんだと感心する。それだけでも見ごたえがある。終盤に続く戦闘シーンを見ると、見終わったあとは満腹状態になる。 この手の映画が嫌いでなければ、見て楽しめると思う。私は映像だけでも楽しむことができた。 しかし、映画はやはり脚本だと思うのでその点で物足りないものであった。それでも、映像をここまで作り上げたなら、映画として成り立つのだという見本かもしれない。
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