[コメント] 洲崎パラダイス 赤信号(1956/日)
冒頭の勝鬨橋から、バスの車窓風景を挟んで須崎弁天町に行き着くまでの導入部の手際のよさ。新珠と三橋の間柄は情感豊かに、脇役との関係性はあっさりと客観的に。人間関係の濃淡の描きわけも巧みだ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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飲み屋での悲喜こもごもは裏口から洲崎川へと流れゆき、エンディングでこの地を去る二人はロードムービーのように足取り軽い。ちょっと立ち止まって眺めた人生模様、そうか、だから赤信号なのか。
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