[コメント] 秋のミルク(1988/独)
ドイツ映画はなんとなく堅苦しいイメージがあったが、それを吹き払う純朴で素直な映画。人生はつらいことが多いが人熱くさせるロマンスもあり、地味ながらも完成度の高い作品である。
トップシーンから心を奪われる。 緑の多いドイツの田舎の風景が素晴らしい。
風景と反して、物語は厳しいものがある。また、性のおおらかさもいやらしくなく描いており、この作品に好感が持てる。
物語には普遍性があり誰にでも主人公に共感が持てるつくりになっている。
ラストもいい。
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