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uswingさんのコメント: 投票数順

★4かいじゅうたちのいるところ(2009/米)完璧な愛情を求める少年とかいじゅう達の衝動的で静かな物語。私も,幾重にも折り重なって眠りたい。かいじゅう達の毛並みと体温が直に伝わってきた美しいシーン。 [review][投票(5)]
★5マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009/米)妥協を知らないプロフェッショナル。本番が実現しなかったことは不幸だが,リハなのにあれほど徹底している点に感嘆したので,完成されたライブを観るより感慨深いのかもしれない。圧倒的なスターなのに謙虚。あんなに気を遣うと早死にしてしまうよ。 [review][投票(4)]
★4グエムル 漢江の怪物(2006/韓国)日常の中に埋没することを誰が責められようか。物哀しいが,それぞれの個人の幸福の形をそこに見た。 [review][投票(2)]
★5殺人の追憶(2003/韓国)冷静な人間を狂気に駆り立てるもの。自分の中に湧き上がる不穏で強烈な感情に,どう向かい合えばいいかわからない。 [review][投票(2)]
★4私の中のあなた(2009/米)一番辛いはずの病人が,一番家族をいたわる構造に胸が苦しくなった。生死を真摯に扱うのなら,いわゆる「お涙頂戴もの」として宣伝は,かえって人を萎えさせると思う。 [review][投票(2)]
★3カイジ 人生逆転ゲーム(2009/日)原作の限定ジャンケンで描かれた,徹底したカイジの自己犠牲。そこに震えたので,限定ジャンケンに絞ってカイジの男気と信頼のあり方を全面に描いて欲しかったが,駆け足ながら他のエピソードも手に汗を握ったので,エンターテイメントとしては成立。 [review][投票(2)]
★5ディア・ドクター(2009/日)手を差し伸べたのは「愛情ではなく反射」。ささやかな闇に丁寧に光をあてた映画。人間描写が素晴らしく,静かに胸を打たれた。[投票(2)]
★3チェンジリング(2008/米)予告編では明らかにされない衝撃の展開。揺るぎない母親の深い愛情に,ただただ感服![投票(2)]
★5ソラニン(2010/日)「・・・ってのは駄目かしら?」。種田の照れ隠しのこの言葉に,この人が愛される理由がある。緩やかに日常が続くことを幸せに感じることのできる映画。 [review][投票(1)]
★3NINE(2009/米)観客は脚本ではなく,女優の顔を観に来るというのは,自分の作品に対する痛烈な皮肉か!?実際,その通りの映画で,その目的なら達している。ペネロペの良い意味でのビッチ感がたまらない。ニコールの美しさも女神そのものの神々しさ。割り切って観たら楽しめる映画。 [review][投票(1)]
★4幸せのレシピ(2007/米)淡いけど,確かな多幸感が胸に残る映画。こういう映画をつまらないという人はいるだろうけど,こういう映画こそが,日々の生活を幸福にするんだと思う。一緒に観た人と「いい映画だったね」と微笑んだ。 [review][投票(1)]
★5ゆれる(2006/日)兄弟間の羨望や愛憎を巧みに描いた傑作!息苦しいほどの重圧を感じた。胸に深い感情が残り,それはこの先,消えることがない。 [review][投票(1)]
★5ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト(2008/米=英)キースがとにかく格好良い!ステージ上でタバコをフッと吐き捨てる姿が妖艶でしびれてしまう。冒頭でスコッセシ監督がいらついているシーンもニヤニヤしながら楽しめる。鑑賞後,熱い感動が胸を支配し,ストーンズのファンであることを誇らしく思えた。全てのロックファンに捧げる傑作![投票(1)]
★4マンマ・ミーア!(2008/米)人生を祝福している映画☆ABBAの音楽も初めて素敵だと思ったし,底抜けに楽しい気分で幸せな時間を過ごせました。母と娘の絆もきちんと描かれていて好印象。大作好きな人だけでなく,普段,小難しい映画ばかり観ている人にもおすすめ![投票(1)]
★3我が至上の愛 アストレとセラドン(2007/仏=伊=スペイン)コメディとしてなら微笑ましく鑑賞できるのでは。エリック・ロメール監督の作品を初めて観ましたが,天真爛漫な人なのでしょう。 [review][投票(1)]
★4パレード(2010/日)希薄な人間関係の崩壊のさまを見事に描いた傑作。痛みもないかわりに,真の安らぎも理解もない関係。一つの事件を契機に,全ての登場人物の人間性が浮かび上がるのは秀逸。これほどの出来の日本映画は久々! [review][投票]
★3アリス・イン・ワンダーランド(2010/米)鮮やかだが毒々しくて影のある映像は見応えがあるものの,肝心のストーリーが凡庸。ジョニー・デップ白塗り3部作(シザーハンズ,チャーリー,本作)なら圧倒的に「シザーハンズ」のような,胸に迫る切なさと奇妙さと美しさを求めてしまう。[投票]
★3スイートリトルライズ(2009/日)そんなに冷めてるなら別れちゃえば?ダンナの浮気相手があんまり美人じゃないのがリアルでいい。ああいう甘え方の上手い女の子いるよね。私には無理だけど。 [review][投票]
★4アンヴィル!夢を諦めきれない男たち(2008/米)爽快感と温かい気持ちが胸に残る良質のドキュメンタリー。30年来の親友だからこその甘えが温かく描かれているが,彼らの友情以上に,彼らを支える家族の懐の深さに感服。メタルに興味のない人にも是非![投票]
★4シャネル&ストラヴィンスキー(2009/仏)シャネルの自立した力強い女性像に好感を持つと同時に,強がりな態度,嫉妬,女性としてのプライドといった人間味に溢れている部分も愛らしく思えた。お互い,プロフェッショナル同士であるからこそ,生みの苦しみと喜びを分かち合えるのだろう。 [review][投票]