[コメント] キートンの北極無宿(1922/米)
種々のギャグはキートンにしては平均レベルだが、物語の舞台として「銀世界」を導入するに当たって「地下鉄」をその方便とするという発想がまずすごい。“This isn't my house or my wife”というのにも唖然とする。
**ネタバレ注意**
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キートンのキャラクタがいつもとちょっと違うなあと思っていると、ラストでその理由が明らかになる。見事な構成力と云ってよいだろう(そのキートンの卓抜した構成力が最も発揮された作品は、もちろん『大列車追跡』でしょう)。
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