[コメント] リオ・ロボ(1970/米)
安定感と驚きを難なく両立させてしまうホークス演出には、賛辞の言葉がいくらあっても足りない。
ホークスの映画は幸福感に満ちている。たとえば本作にも、スカートの裾をたくし上げて柵をひょいと飛び越えるジェニファー・オニール、ハープで変てこな音を奏でるジャック・イーラム、といった至福の細部が詰まっている。私は「映画はハッピー・エンディングじゃなきゃダメ」とか「見たあとにイヤな気分になる映画はキライ」なんて考えはまったく持っていないが、やはりこの幸福感には参ってしまう。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。