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[コメント] ミッドナイト・イン・パリ(2011/スペイン=米)

実にウディ・アレン的な屈託を抱えた主人公=自画像を描く一方で、ルックスと出自の劣等感が巧妙に濾過されているのはひとえにオーウェン・ウィルソンの働きによる。多重タイムスリップと探偵の使い方如何では喜劇の狂騒度を高められたところ、ワンポイントで処理してしまうのは功罪半ばする省エネ投法。
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このコメントを気に入った人達 (2 人)緑雨[*] ドド[*]

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