[コメント] 秋立ちぬ(1960/日)
子供であろうと関係ない。やはり成瀬の主人公たる男と女は寄り添い合って歩くのだ。「もううちには帰りたくない」と云い交わしながら大沢健三郎と一木双葉が海辺を歩く場面の悲痛な美しさは『夫婦』の杉葉子・上原謙、『山の音』の原節子・山村聰、『乱れる』の高峰秀子・加山雄三のそれに決して劣らない。
(3819695)
投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。