[コメント] 銀座化粧(1951/日)
どうということない物語でも細部の豊かさに心を奪われる。路地裏の雨。田中絹代VS東野英治郎。田中春男の長唄。迷子探しのサスペンス。成瀬映画の美術として直ちに思い浮かぶのは中古智だが、この河野鷹思の仕事もよい。特にバーのセット。結末は絹代と三島雅夫が体現する、男と女それぞれの切なさ。
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