[コメント] はなればなれに(1964/仏)
疾走と吃逆を繰り返すフィルム。あからさまにいいかげんさを装ったラウール・クタールの撮影は少々鼻につきもするが、ゴダールの鋭敏な感覚によってサウンドトラックに刻みつけられた音たちはいまだに鮮烈でありつづけている。何より唐突なダンスや美術館ダッシュ等がもたらす映画的興奮は何物にも代えがたい。
(3819695)
投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。