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3819695さんのお気に入りコメント(150/182)

くちづけ(1957/日)★5 安心して観ていられない映画。 [review] (田原木)[投票(1)]
祭りの準備(1975/日)★5 生ぬるい汗の香りに満ち満ちた、故郷という名の蟻地獄。親さえもがいつか脚に齧りつこうと狙いつづけている。執拗にリフレインされるメロディラインがその陰惨さに拍車をかける。それは永遠に続く祭祀的コミュニティの象徴だ。 [review] (水那岐)[投票(9)]
ジャイアンツ(1956/米)★3 暗示的で奥行きのある屋内シーンと、雄大で時に詩情さえ浮かべる野外シーン、どちらも実に見事である。つい一年ほど前に克服した赤狩りへの反作用か、ストーリは骨太で、拍車・激昂・破壊・暴風の描写が際立って面白い。また時代を経て移ろう価値観と、変わらぬ人間の本質が丁寧に描き分けられている点にも好感を持てた。 [review] (町田)[投票(2)]
ジャイアンツ(1956/米)★4 ことさらに荘重にならず、軽みとユーモアを基調音とした良質の家庭劇。富み行くアメリカの中身のなさをジェームズ・ディーンが好演。少しづつ自分の夢から外れていった夫婦を演じたエリザベス・テイラーロック・ハドソンの老け具合は絶品である。 (ジェリー)[投票(1)]
ジャイアンツ(1956/米)★4 この映画の冗長さや、つまらなさはようく判るが、ジェームズ・ディーンの出演作として『エデンの東』なんかとは比べ物にならないぐらい愛着がある。ジェット・リンクが石油を当てて、真っ黒になったままベネディクトの家へ乗り込むシーン! [review] (ゑぎ)[投票(7)]
探偵物語(1983/日)★3 処女探偵ナオちゃんがゆく!何気に門や壁をよじ登るシーンにこだわる根岸演出。事件よりも、解決後に部屋に押しかける薬師丸ひろ子と優作の「泊めて」「泊めない」押し問答シーンの方が手に汗握る。 [review] (AONI)[投票(7)]
落下の王国(2006/インド=米=英)★5 映画ってこんなに自由で楽しいことができるんだと再発見。「もう2時間たったの?」と思うほどどっぷりと、見ていることの快感に浸りきった。まるで、竜安寺の石庭を眺めていた時のようだった。 [review] (シーチキン)[投票(4)]
フランケンシュタイン(1931/米)★4 無垢な魂に培養される憎悪。邸宅に侵入し、後ろからヒロインに迫ってくる怪物が怖い。思わず「後ろ!後ろ!」と言いたくなる。クライマックスの風車シーンは感動的ですらある。 (AONI)[投票(1)]
フランケンシュタイン(1931/米)★4 ボリス・カーロフは決定的。他の役者さんじゃ無理なほどの濃厚な味わいを出している。 [review] (t3b)[投票(1)]
フランケンシュタイン(1931/米)★4 今見ると、フランケンシュタインの怪物のキャラクター以上に、美術・装置の面白さに目を瞠ってしまう。 [review] (ゑぎ)[投票(6)]
河内カルメン(1966/日)★3 この時代に遊んでいた人たちに「近頃の若いヤツは…」と言われていたのかと思うと愕然とします。 [review] (づん)[投票(2)]
河内カルメン(1966/日)★4 溝口のような悲壮感はなくサッパリとした語り口で、ラストは爽快さすら感じさせた。清順演出も隠し味的に効いている。それにしても、役者をモノとしか思っていないような後年の作品に較べ、なんと人間(特に女)が活き活きと描かれていることか。 (太陽と戦慄)[投票(1)]
河内カルメン(1966/日)★4 鈴木清順らしいケレンみのある遊んだ演出がある中で吃驚するくらいオーソドックスかつダイナミックな画面造型が共存している。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
河内カルメン(1966/日)★5 普通に面白い。鈴木清順入門編としてお勧め。なんて言ってるのは俺だけか! [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
激突!(1971/米)★3 「見せないこと」と「見せること」 [review] ()[投票(5)]
激突!(1971/米)★4 車の正面が顔に見えるって、誰もが思ったことありますよね? [review] (Myurakz)[投票(2)]
激突!(1971/米)★4 闘牛ですね。角から黒煙吹き上げていきり立つ巨大な黒牛タンクローリー。その前を赤いセダンでチョロチョロしたんじゃ目に付きます。相手は畜生、道理は通用しませんよ・・。カーチェイスの視線は全て車目線、その編集がまた抜群。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
激突!(1971/米)★5 目立たないが、実は素晴らしいラストシーン。 [review] (カレルレン)[投票(2)]
しあわせのかおり 幸福的馨香(2008/日)★3 この平凡さこそ愛すべきもの。貴子の台詞、「ワンさんの味は、飽きがこないのよ」の通り、この映画も上品、丁寧、奇を衒わない、万人向けのもの。地味で手堅い職人技が好ましい。だが調理シーンは、意外にも映画的なスペクタクル。 [review] (煽尼采)[投票(6)]
しあわせのかおり 幸福的馨香(2008/日)★4 石川県の冬からスタートするこの映画は当然ながら柔和な日本的な光をまとうことになる。金沢市街を舞台になぜ中華料理をテーマにした物語が始まるのか。もちろんこれには豊かなたくらみが働いている。その仕掛けの視覚的な象徴である「橋」と「写真」に注目しよう。 [review] (ジェリー)[投票(8)]