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[コメント] ゴースト・イン・ザ・シェル(2017/米)

頑張ってはいるけど、いろいろ勘違いしているかな−。
サイモン64

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「攻殻機動隊」と「イノセンス」しか見ていなくて、SACは見ていない私なので見当違いのことを言っているかも知れないが...

相当ひどいんだろうなと思って見た本作は、さほどひどくも無かったけど、とにかくテンポが悪くものすごく退屈になる。攻殻機動隊の印象的なシーンを拾ってきてそれなりに消化してはいるんだけど、なんだか間延びしてつまらない。

スカーレット・ヨハンソンのプロポーションをもってしても、あのサイボーグ体型は表現できないとか、そんなベタなところが不満なわけじゃない。

そもそも少佐はこんなに激しく感情表現はしない人で、辛気くさいけど深刻ではない人物だし、バトーも熱い人ではあるんだけど、こういう感じじゃ無いんだよな。トグサがダークナイトでラウやってた中国人で襟足すっきりってこれも変じゃない?この映画のトグサ、マテバ使ってた?とかもうあんまり記憶にもないし。

もちろん原作通りであれとは思わないけど、攻殻やイノセンスの魅力って、無表情な会話がポンポンとテンポ良く展開するところにあるわけで、こんなに沈黙が多いと退屈してしまう。

ブレードランナーを意識しすぎたような情景も非常に興ざめを誘う。こうじゃないんだよな。香港や台湾の延長上で別にいいじゃない。桃井かおりもそういえば「SAYURI」で英語セリフがうまいなとは思ったけど、どうしてこういう「ダメな方の日本映画」的な使い方しちゃうんだろう。

攻殻って素子が未知なる世界と融合してあっち側に行っちゃう話なのに、本作は素子がひたすら過去にさかのぼって自分探しをしているお話で、ここも違うんだよな。

日本じゃここまでのCGを使った豪華な映画は作れないと思うけど、でも日本人でないと描けない世界が攻殻やイノセンスだと思うわけで。

と、結局見るんじゃ無かったわ。

(評価:★2)

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