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[コメント] 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964/英)

2001年宇宙の旅』と『ロリータ』しか知らないキューブリック監督というだけで、VHSをレンタルしてきて14型テレビで見たのが10年前の話、素直に面白いと思った。今DVDを買って20型のテレビ(どちらも時代遅れ)でみた。当時ほどの感動は無かったが★を減らす理由にもならない。
PaperDoll

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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10年前の無知の具合を言うと、 キューブリックってのは『2001年宇宙の旅』というような宇宙系もとるし『ロリータ』ていうロリコン物(どちらも言葉の定義が自己回帰している)となんだかジャンルの違う映画をとるけど有名な映画監督がいるというくらいしか知らず、レンタル屋に並ぶ映画たちの中から何を見ていいのやら分からず。 『博士の異常な愛情、または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』という題名と有名らしき監督の名を見て、・・・「エロくなさそうだ、やっぱエロい映画がいいな」と一律の価値判断から、つまんなくてもいいやどうせア*ル*ビデオ借りるついでだし、と借りて帰ってみたら、おもしろい。

私の戦争好き感覚を擽るのでしょう、登場人物のどれにも感情移入できてしまうし、どれも笑い飛ばしてしまえる。

ピーターセラーズがいっぱいいたことには気づいていたのか否か、さすがに博士と大統領のツーショットがないので不自然だなあ位は思っていたと思う。 英大佐と博士が同じには全く見えていませんでした。ひげってすごいね。 とセラーズについては、『チャンス』か何かでレンタルやでは名前が出てて、人情系のおじさんだよね、としか思っていない。

歳食ったなあ(ふつうは「若かったなあ」というのだろうが、この方が実感)

(評価:★5)

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