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[コメント] 時計じかけのオレンジ(1971/英)

二度目に見た、VHSで見たのと、今回のDVD、10年経つので記憶がだいぶ違う。でも★4は同じ。
PaperDoll

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







何が違って記憶しているかを列挙する。

字幕は多分違う。前はナッちゃんだったのかな?今回はナッちゃんとは思えない。

最初に見たときは瞬きを強制的にとめられて、目薬を指されるシーンが、本能的な反発を強く感じた、今回はそれほどではない、多分残酷映画見慣れたせいだろう。

女性の裸体の(ぶっちゃけ、乳房の露出)が最初見たときよりやけに多い気がした。とはいえ全くエロティックではない。

結末の辺りは僕が記憶を改変したにしてはつくりが違いすぎる気がする。VHSでは無理やり第九を聞かされて窓から飛び出して、元の彼に戻っているらしいイメージが映されて終わりだったと思う。今回はいやに政治的な話がながかった。 正直、政治的解説は助長だと思う。そんなこと解説されないと分からない奴は見んでもよろしいとさえ思う。

これは、僕自身の変化による感じ方の違いだろうけど、人間のemotionは人間の存在と深くかかわっていることが考えさせられた。

第九の第4楽章だけってのは正直物足りない。一般的な映画音楽ではそんなもんかもしれない。

書いていて、要するに僕にはどうでもいい部分を忘れてしまっているのであろうと思われる。

そういう意味では個人的な記録だけというより、レビューにふさわしいのかもしれない。

(評価:★4)

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