コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 欲望の翼(1990/香港)

サヨナラだけが人生だ、とばかりに出会い、別れてゆく人間たち。それはまるで、私たちの人生そのもの。
ピカレスク

ウォン・カーウァイ監督作品の登場人物達は一度も本当に出会いはしない。 ただお互いの人生の中のほんの一瞬、接点があるだけだ。

まったく接点の無いはずの人間同士がある偶然によって交差し、いつの間にか別れてゆく。

でも、キャラクター達はその一瞬一瞬をかけがえのないものとして覚えているのだ。 いずれ別れてゆくことが分かっていても。

別れを経験するからこそ、新しい一期一会を愛おしく思うのだろう。

サヨナラから、新しい人生が始まる。まるで、私たちの人生そのもののように。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (1 人)ina

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。