ダニー・ボイルといえば『トレインスポッティング』が代表作かと。

今回も同じようにどん底からどうやって這い上がり自分を見つけて行くのだろう。

インドの凄まじいまでの極貧生活。日本のホームレスはまだ恵まれてるように見えてしまう。

自分とはかけ離れた世界なので、感情移入は難しい。客観的にみてインドには行きたくないなぁと思ってしまった。

ただひとつ、お金が欲しいということが一番の理由ではなく、一緒に生きてきた初恋の女性に会えることを夢見て「ミリオネア」に出たことが現実ぽっくて、共感できた。

私の中では『ビーチ』で失敗した感が拭えなかったまま、今日に至るので、今回の作品で新しいダニー･ボイルに会えることができてよかった。