[コメント] 言の葉の庭(2013/日)
仕事をサボり公園で漱石の「行人」を読みながらメランコリーな物思いに耽るアラサー女性などいかにも想像の産物臭いし、増してや主人公のガキと組み合わさるとサンドバッグの1つや2つ殴り飛ばしたくなるような恥ずかしさが横溢する。が、画面に関しては圧倒的だ。自然光に拘った描写はアニメーションの極致ともいうべき美しさ。また、日本映画史における「雨」を語る際、外せない一作となるだろう。
(赤い戦車)
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