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[コメント] ラブソングができるまで(2007/米)

キュートな26歳になったヒュー・グラントが、歌い、踊り、くいっと腰を振る。 80年代のネタも随所にあるが、それで笑いを狙うというあざとさがないのも嬉しいところ。
The★黒

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







80年代には栄光のポップスターだったアレックス(ヒュー・グラント)も 今では「元スター」としてのオファーが来る程度の忘れられたスター。

遊園地の小さいステージで元ファンを前にしての興行生活。 こんな惨めになったらキリがないキャラクターを飄々と演じられるのはヒューだからこそ。

そんな彼にファンだという歌姫コーラが曲を依頼してくるのだが、このコーラ、めちゃくちゃ可愛い!

やわらかそうな肌の質感といい、まだ幼さの残る顔立ちながら、 くねくねとエネルギッシュな「悟りのダンス」を踊りまくる。

アレックスとソフィー(ドリュー・バリモア)との2人の曲「WAY BACK INTO LOVE」はアレックスの自信と、ソフィーが囚われていた過去からの決別をもたらしてくれる。

ソフィーの過去は書き込みすぎるとシリアスになってしまうところだが、 サラリと流してくれるので観る方も純粋に楽しむことが出来る。

歌姫コーラとソフィーもひとくせありのキャラクターだが、 ソフィーの姉、アレックスのマネージャー、マンションのドアマン、 彼らがさらに盛り上げてくれる。 皆この映画に欠かせない人達だ。

観ている間も、帰っても、笑ってHappyな気分でいられる 昨今には貴重なラブコメ。

(評価:★3)

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