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[コメント] パンズ・ラビリンス(2006/メキシコ=スペイン)

ファンタジー部分も勿論素晴らしいが、現実世界の緊張感にハラハラしっぱなしだった。
青山実花

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







あえてジャンル分けをするなら、ファンタジーに入るのだろうけれど、私は大尉やゲリラやスパイや医者のやり取りに心臓が止まりそうな緊張感を覚えた。

さらにオフィリアにとって一番の理解者であるはずの母親が臨月で、さらに体調が思わしくない様子に、妊娠とは崇高なものであると同時に、なにか恐怖を呼び起こすものだと思わさせられた。

大尉は冷血ではあるが、そこは男。想像していた、「シンデレラの継母」的な虐めは無く、どちらかというと子供には無関心というの様子に多少は救われた。とは言え、ラストの行為は最低ではあるが。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ぽんしゅう[*] チー[*]

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