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[コメント] ソーシャル・ネットワーク(2010/米)

ネットに巣食う人間の一人として、私も数々のサイトを利用し、活用してはいるが、 いつも心のどこかで、場所を借りてる感をぬぐえずにいる。
青山実花

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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なので、「フェイスブック」に限らず、様々なサイトを最初に立ち上げた、あちら側の人々に興味を持ってきたが、やはり、成功するまでには様々な物語があるものだなと思った。

それほどの思い入れもなく立ち上げた「フェイスブック」というサイトが、あれよあれよという間に、一人歩きを始め、雪だるま式に大きくなっていった、そんな印象を受けたし、成功物語には、多かれ少なかれ、そういった部分があるのかな、とも感じた。(イギリス人が、「アメリカにもフェイスブックはあるのかね」と言ったセリフが可笑しい)。

それから私には、サイトの成功よりも、マーク・ザッカーバーグとエドゥアルド・サベリンの友情の行方が、物凄く気になった。サベリンは、とても利口だし繊細な人間だ。 恋人に詰め寄られて、パニックになってしまう気弱な部分もある。ザッカーバーグは、もっとサベリンを大事にしなきゃ、って。

キャメロン・ウィンクルヴォスとタイラー・ウィンクルヴォスの双子が、アーミー・ハマーの一人二役というのも、後から知って驚き。全くそんな風には感じられず、本当に双子なのだと思っていたから。

全体的に畳み掛けるようなセリフが凄く、ボンヤリとはしていられない感じだが、 ハーバード大学の学生たちの雰囲気が楽しめたのも良かった。やはり彼らのエリート意識って、相当に高いものがあるのね。でもそれが鼻につくわけではない。努力してるんだから、当然だしね。

(評価:★3)

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