しかし普通に楽しく観てしまったので採点は甘め。 脳内の仕組みがそうなっているとはいえ、ライリー自身の動機ではなくて5人の感情たちの仕業でライリーの運命が変わっていってしまうので、ライリーがただの操り人形的に思えてあまりキャラクターとしての魅力を感じないまま終わってしまった。 さらに、そういうキャラクターというか、脳内でそういう役割をするんだから仕方がないとはいえ、ヨロコビの言動が薄っぺらいので大人は見ているとうんざりしちゃうのかも。 (ヨロコビが薄っぺらいのは吹き替えの時だけという説も…竹内結子は尺の通りにセリフを言うので精一杯という印象だったし) しかし誰に入れ知恵されるわけでもないのに、暗くてうざいカナシミをないがしろにしちゃいけないんだよ！彼女にもちゃんと大事な役割があるんだよ！と気づくあたりはうまいなーと素直に思えた。 記憶と感情の仕組みをアニメ化したのは功績だと思う。小学生はみんな見たらいい。