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ありたかずひろさんのコメント: 更新順

★3グッバイ、レーニン!(2003/独)民主も社会もあんまり意識できない日本人の私には、固く冷たい印象の東独を こんなに丸っこく描いたのに驚いた。 現実感が程よくブレンドされたメルヘンは なぜかヨーロッパの監督ほど巧い。 ただし点数のほうは 中盤のダレ方が顕著過ぎてダメ。[投票]
★421グラム(2003/米)ある程度、各所のネタバレを読んでからでも映画を楽しめる自分だからこその高得点?かも。ただ画面から発せられる、この監督特有の息苦しさや緊張感が、今作は俳優に拠る物がほとんどで、脚本が平凡だったのは惜しい。逆に言えば、この脚本を活かす為の編集だったのだろう。[投票(1)]
★4愛は静けさの中に(1986/米)人間同士の “心のつながり” をクッキリと画面に映し出した手腕はお見事。 ある種 動物的な感情表現で、愛を表現した作品は稀有だろう。 ところで、『Children of a Lesser God』 ピッタリの邦題 無いのかなぁ・・・・・・。[投票]
★4風が強く吹いている(2009/日)草原の轍を駆ける走  暁光の中を駆ける走  この後姿だけでも美しい映画だった。 ちょっとオマケの4点。 [review][投票]
★4ディア・ドクター(2009/日)この映画の最大のキモを 香川照之演じる人物に言わせたのには脱帽。 映画を観ているほとんどの人間が、目の前にいる見も知らぬ人間に “愛ではない何か” の感情を抱く事 それが映画になるのだから、見事な脚本。 [review][投票]
★4ある日どこかで(1980/米)きっと誰しもが、ひとつやふたつは抱えていそうな、心の中に存在する “美しい風景” を映画にしたような作品。 始まって3分でもうすでに・・・ という仕掛けもお見事。 [review][投票]
★4レスラー(2008/米=仏)映画芸術としては ほとんど魅力は無いが、プロのアスリートの背中をこれほど 生々しく描き出した映画は唯一無二に近い。 この作品の息づかい は とびきりだ。 [review][投票]
★4卒業(2002/日)不思議ちゃん とのお話かと思うのもつかの間。 不思議な空気感の良作だった。 4通りある組合せのうち 父娘 を選んだのも大勝利。 [review][投票]
★3インフォーマント!(2009/米)対比の映画に徹し切れていない時間帯が、ひじょうに出来が悪い。ソダーバーグならもっとデキル。 英語が判らない人 (私も含む) は吹き替えで観た方がいいかも。 [review][投票]
★5JUNO ジュノ(2007/米)「胎児には爪が生えてるのよ」 という言葉で 歩む向きを変えた彼女。 そんなさりげないシーンから、この映画は とてつもなく強く美しい流れを倦んでゆく。 その情景が見事! 賛否両論おおいに結構! とにかく観るべし という息吹が満載の作品。[投票]
★4サイダーハウス・ルール(1999/米)メーン州の孤児院 そして 海のそばのりんご農園。 どちらもどんよりとした風景の中で繰り広げられる物語には、しかし明るい出口が待っていた。 [review][投票]
★2カナリア(2004/日)見るべき点は演技のみ といってもいいのではないか という出来。 僕がこの監督さんと合わないだけという感も否めないが。[投票]
★4イントゥ・ザ・ワイルド(2007/米)“言葉” には力が宿っている。 その物語に、これまた ひじょうに力強い映像を付け加えてみせた ショーン・ペン の成長も寿ぎたい。 [review][投票(1)]
★5ビッグ(1988/米)間違いなく最高級の映画。完璧なエンターテイメント。 [review][投票]
★2南極料理人(2009/日)食べる側 (鑑賞する私) のコンディションが悪かった・・・・・・のか?! [review][投票]
★4フィラデルフィア(1993/米)15年ぶり?くらいに再見してほんとうによかった。 [review][投票]
★4バンテージ・ポイント(2008/米)ニンニクだか一杯のビール のような映画である [review][投票]
★5紅の豚(1992/日)ジブリ作品の中で 映画が果たす役割を いちばん心得た作品。 登場人物たちのほとんどが “誰かのため” に動く姿を徹底させている 素敵な人生映画。 [review][投票]
★5エターナル・サンシャイン(2004/米)“ the Spotless Mind ” の方が どちらかというと大事だった映画。 げに邦題付けるのは、まっこと難しい・・・・・・。[投票]
★5炎のランナー(1981/英)デヴィッド・パットナム の職人技。 アカデミー作品の代名詞といってもいい。[投票]