エッグベネディクトがうまそうなんだな。 材料だってスーパーなんかで買うんじゃなくてホテルのルームサービスで逐一持ってきてもらって、作る。 （牛乳何カップとかチーズ削り器とかそういう単位でw） 仮住まいとはいえホテルライフへの羨ましさが募るのだ。

撮り方も音楽も衣装も俳優チョイスも相変わらずの儚さプレイで好き。 コーディネート力というのかな、宣伝方法も含めてソフィア・コッポラはそういうのが抜群に高い。 でも内容が無さ過ぎて（いや、無いだろうことは分かってて観に行ってるしそういう所も好きなんだけど） 隣のおじさんとかが怒りだしたりしないかひやひやしてしまったww 色々覚悟済みで観るなら、むしろ心穏やかにリラックスできるお洒落映画だから観賞後に「可愛いワンピースでも買いに行こっかなールン♪」みたいになれるくらい。

でも感動したり泣いたり心動かされたりしたいなら観るべきではない。 全体的に無駄なシーンが多い。 監督本人は無駄ではなく意図してるシーンなのだろうけど、多くの人が無駄とか退屈と思ってしまうふうな作りとなると、ちょっともう少し腕を磨いてほしいね。 脚本というか内容がもう少し充実させればソフィア・コッポラの映画って最強なのに。 ってことで、今回は他人に闇雲におすすめできない映画でしたww