[コメント] 藁の楯(2013/日)
全くもって、つまらなかった。何が言いたいかもわからず、何も残らない。一ヶ月後には綺麗サッパリ忘れてしまうことだろう。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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全くもって、つまらなかった。 この映画の致命的な欠陥は、何が言いたいのか全くわからないところだ。 だから何も残らない。一ヶ月後には綺麗サッパリ忘れてしまうことだろう。
SPである大沢たかおが凶悪犯の藤原竜也を命を守りぬこうとするのは職務上当然のことであるし、そもそもその職務を受けるときに判断し得たのだから、その後の展開は「長い時間をかけてなにやってるんだ」というもの。 大沢たかおがかかえている家族背景により彼が何に葛藤しているかも十分に説明がないのだから、感情移入のしようもない。 松嶋菜々子など使わなくても、もっと冷酷な無名の俳優で十分。
あとは箇条書きで。
・ずっと狙われているはずなのに、緊張感のない逃亡劇。
・眠くはならない。一応どうなるか気にはなるから。
・なぜ場所が特定されているのかわかっていないのに、藤原竜也を放ったらかして仲間割れ。
・唐突に出てくるタクシーの運転手。
・逃亡中、さらに犯行を犯そうとする描写。
・賞金じいさんが護衛する人間を選別した理由。
・藤原竜也の人物像の一貫性の無さ。演技力の無さ。
・作品と全く合っていない氷室京介の主題歌。
もっと工夫を凝らして賞金首を狙う一般市民を描写すれば、それなりにエンターテイメント性も上がっただろうが、結局、何をしようにも中途半端な作品で終わっている。
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